発心の地

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30番善楽寺

国分寺を後に30番善楽寺へ向かう。道のりは2時間だという。

車を選んでいれば。1番から3番は友人と車で回ったものだったなぁ。

 

不安や焦りを捨て「人の心を楽にできる」言葉をこころがけます。

他人を喜ばせると自分も喜びます。

 

仏教には関心があったがまだ30番にいる。

私は数年後にも四国から抜け出せない自分の姿を思い描いていた。

善楽寺は町中にある。スーパー等で簡易的な食事をすませる事にした。

私はネパールにもインドにも行けない。

(物理的に金銭的に可能だがスケジュール的に今はいけない)

だから四国だと思い直して歩き始める。

 

 

 

 

 

 

 

 

29番国文寺

後免駅から徒歩。これまで通りの7キロくらいの道のり。

閑静な森の中にある。

 

偶然手にした書物にこのような事が書いてあった。

迷いだらけのをありのままに見つめます。

つい昨日まで18歳だと思っていたらふと気がつくと25歳。働くうちに40歳、50歳となり老人になる。

どんどん変っていく自分。惜しいとか悲しいとか。

それが色の世界だそうです。

いくつになっても、何の為に生きているか戸惑います。

お遍路はありのままの自分の心に向かい合います。

生きている間常に満たされない思い

お遍路をしている間は静かに己の心を整え物事をありのままに捉えます。

若いこと、清らかであることにとらわれません。


何故、四国の高知国分寺29番にきたのだろう。きっかけは徳島1番で頂いた冊子に
「世のために自分を大きくいかしたい」とお願いしてください。
と記載されていた文言を全部読んだ事だった。
それが私達のうまれてきた理由ですと。

27番神峰寺のような山道ではなく、閑静な平地に国分寺はあった。

 

 






徳島-高知 お遍路 

徳島県遍路道でも20番鶴林寺~21番太龍寺は山道険しく果てしなく感じた。

12番焼山寺が難所といわれているが、登山。かなりの登山だった。

ちなみに登山をする時は足の爪を短くした方がいいです。むけたりするので。

 

そして23番を終えると徳島のお寺は終わる事になる。

そこで一国参りを終わらせる方もいた。

「高知は計画を練って2回に分けようかな」等と話しながら。

 

全てを歩きで回る場合も23番薬王寺から24番までかなり距離がある。

しかしその距離が絶景なのだ。

私はあの景色を見ながら長時間バスを待つことになったが海の美しさ、そこで食べたうどんのおいしさを忘れられない。

本当にのんびりとした気分だった。

つい数ヶ月前まで朝も夜も忙殺されていた身としては。

 

 

 

そしてさすがの野宿猛者も歩く事を諦める事が多い。電車は途中で途切れバス旅になる。

やがて室戸岬をおがむようになる。

そして高知への旅。すなわり「修行の道場」がはじまる。

高知は広く、回りにくさは徳島を凌駕するという。

 

 

斎場御嶽

世界文化遺産 斎場御嶽せーふぁうたき

最も目高い女神 で琉球の信仰の最高位の呼。

琉球王国の神アマミキヨによって作られた。

現在日本でありながら日本神話とは別の沖縄の最高神職。

厳かなパワースポットです。






 

ローマになんていつでもいけるよ

ある旅の最後に現地の友人にこう言われた。

「ローマになんていつでもいけるよ」

更に南下すればナポリがありシチリア島がある。

しかし私は仕事で日本に戻った。

その後すぐにコロナかがはじまった。

物理的にはいつでも行けるが、もう機を逃してしまったような気がする。